帯状疱疹と単純ヘルペスの違いとは

帯状疱疹の治療「抗ウイルス薬」

抗ウイルス薬は、帯状疱疹の原因になっている「水痘-帯状疱疹ウイルス」を殺す薬ではありません。ウイルスが体内で増殖するのを抑えて、それ以上細胞が破壊されないように働きます。

抗ウイルス薬は、皮膚に最初の水泡ができ始めてから72時間以内、または新しい水泡ができている時期に飲み始めれば効果があるとされています。それ以上時間が経ってからでは、効果が期待できないため、痛みなどの対症療法になります。抗ウイルス薬は治るまでの時間の短縮と後遺症の予防には非常に有効ですが、値段が高いという問題があります。

最近は20歳代で帯状疱疹にかかる人も増えています。比較的軽症で、自力で免疫を回復できる可能性の高い若い人の場合は、治療費の自己負担を考え、抗ウイルス薬を用いないで治療するケースもあります。

しかし、一時的な出費ではあっても、抗ウイルス薬を使うことによって、痛みが緩和され治療期間が短縮されるので、トータルで考えるとコストパフォーマンスは抗ウイルス薬を使った方が高いといえます。

抗ウイルス薬の副作用としては、非常にまれですが「アシクロビル脳症」を起こすことがあります。腎機能が低下している人は、こまめに腎機能をチェックしながら治療するようにします。高齢の人は薬を飲んだ後に、さらにもう1杯水を飲むことで、腎障害と脳症の予防になります。

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